ネット界隈では成績を上げるなら塾に通うのは当たり前!的な風潮ですが…
息子の話を聞いたり、考えたりした結果、塾のセールスに騙されているんじゃないかと思いはじめました。
よく考えたら塾通いをしている子のほどんどが平均的な学力の子というのは当たり前のことでしたが、大発見をした気分なので書いておきます。
上位層は塾なし
1学期の終わりに、中1息子の学年順位が出ました。
5教科480点だった息子は、学年のTOP5に入っていました。
点数について書いた記事はこちらです。
学年1位は488点だったらしいです。
そして面白い話を聞いてきました。
今のところTOP11までの人名と点数が判明しているらしく、全員が塾なしだそうです。

勉強できるやつはみんな塾なし!
そういえば、私が参考にしている複数の塾なしブログでも「トップ争いをしているライバルも塾なし」ってかいてありました。
有名な塾の宣伝の声が大きすぎて、塾通いが多いと錯覚しているだけ?
一応、息子の中学はたとえば英検なら2級や準2級がクラスに数人いるため、学力レベルが低すぎるってことはないと思われます。
塾通いしていた上位層はどこへ消えたか
小学生の頃は、頭がいい子たちが塾に行っているイメージでした。
際立っていたのは、算数の偏差値80台の子とか、英検準1級持ってる子とか。
クラスの半分以上は塾に通っていて、上位層はのきなみ中学受験をして、私立に進学していきました。
塾通いをしたけれど何らかの理由で私立に行かなかった子は公立中学校に来ていると思います。
ですが、塾通いをしていた子たちは順当に私立に行ったから、今公立中学校に来ている子は塾に通っていないと考えると妥当でしょう。
平均的な学力の子が塾のメイン
そもそも、塾通いしている子に中位層≒平均的な学力の子が多いというのは、当たり前のことです。
一般的に上位は10~20%くらいを指すため、上下を厚く見積もっても上位層が20%・中位層が60%・下位層が20%に分かれます。
何もしなくても、最も多いのが中位層です。
なので、もしも同じくらいの割合ずつ全ての層が塾に通ったら、塾通いしている半分以上が中位層になりますね。
そこに、通信教育のZ会といった上位層専用のツールを利用する上位層も一定数いて。
下位層は勉強に興味がなくて塾に通わない層も一定数いるとすると。
塾に通っているのは中位層という結果になるわけですね。
よく考えたら塾通いをしている子のほどんどが平均的な学力の子というのは当たり前のことでしたが、大発見をした気分です。
塾の広告が面白い
こないだ息子と出かけたときにちょっと面白いことがありました。
うちの周りにもたくさんの塾があります。
外から良く見えるところに、○○中〇位!とか○○点おめでとう!とか貼ってあるのです。
へー、そんなに成績いい子が通ってるんだぁって思っていたのですが。
良く見たら、○○中1年 英語95点おめでとう! 英語93点おめでとう!…80点くらいまで が貼ってあって。

英語ならクラスに6人は100点いたのに、この塾100点いないんだ。※10クラスくらいあります
英語は初回サービスですっごく簡単に作ったらしく、平均点が70点だったのですよね。
90点台が何人もいる塾はパッと見ると成績いい子がいっぱいいそうなのに、実はたいしたことがないという現実。
数学も100点はもとより90点台後半もいないみたいで、塾の表には80点台まで大々的に点数が張られていました。
今まで、こういった塾の横を通る時は「この塾の子はいい点数とってるんだなぁ」って思っていたのですが、錯覚だったようです。
コンビニよりも数が多いと言われる塾の数に対して中学校の数は少ないだろうし、上位層が通っている塾って少ないんだろうなぁ。
私は特に塾に恨みがあるとかではなく、本当に凄い塾もあるのだろうとは思いますが、新発見でした。
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