千葉県は教科ごとの通知表の評定の取りやすさが学習成績分布表から分かります。
ということは、ガッツリ勉強しなくてもオール5がとれるのでは?
高校受験を視野にいれて、定期テストでいかに手を抜くかを考えました。
手を抜いて良い教科を見極める
高校受験や大学受験では基本的に主要5教科からの試験となります。
つまり、副教科は受験教科ではないから、暗記を頑張って長期記憶にする必要はないのです。
人生の豊かさとか教養とか考える素晴らしい人、100点狙わないなんて志が低いと思う人(言われたことがある)は、もちろん副教科も頑張ってくださると良いと思います。
副教科を勉強するのは調査書(内申点)に載る通信簿の評定のためと割り切り。
勉強時間を減らして希望する評定がとれるなら、定期テストの点数が低くても構わないと私は考えます。
評定のとりやすい教科
評定割合から力を入れる教科を判断し。⇒学習成績分布表
5の割合が高い教科は手を抜いて、5の割合が低い教科に力を入れます。
たとえば、5を学年で100人もとっている教科なら、あまり勉強しなくても取れる気がしませんか。
千葉県で一番生徒の人数が多い船橋中学校を例にあげてみます。
副教科の評定ごとの割合を学習成績分布表より抜粋すると。
5 | 4 | 3 | 2 | 1 | |
---|---|---|---|---|---|
保健体育 | 34 | 29.2 | 30.1 | 6.1 | 0.6 |
技術・家庭 | 32.3 | 18.4 | 39.8 | 8.4 | 1.1 |
音楽 | 28.7 | 32.9 | 31.8 | 5.3 | 1.4 |
美術 | 18.1 | 37.6 | 37.9 | 3.6 | 2.8 |
こんな感じになって、通信簿の評定がとりやすい教科がわかります。
教科ごとに最も多い評定は保健体育が5、技術家庭科が3、音楽が4、美術が3ですね。
全体的に3以上が多く、1や2はよっぽどのことがなければつかなそうです。
オール5を狙う場合
一番5がとりやすい保健体育は34%、つまり1学年400人弱のうち130人以上が5をとっています。
逆に一番5がとりにくい美術は18.1%、つまり70人くらいしか5がとれないのです。
実技も関係するので得意不得意もあって難しいですが…
家で保健体育の振り返りシートに追記する時間を短くし、その分の時間を美術の振り返りシートに充ててみっちり文章を書く。
定期テストでは保健体育の勉強を軽くして、美術の暗記に力を入れる、みたいに。
副教科でオール5を狙うなら、一番5がとりやすい副教科の勉強時間を削って一番5が取りにくい副教科に充てた方が効率が良いでしょう。
その他の評定を狙う場合
5はとれたら嬉しいけど、それなりにいい感じの評定が欲しい場合。
1や2がつく人は少ないので、オール3以上を狙うには足りない教科をちょこっと頑張ればOKでしょう。
オール4以上を狙うなら4と5を足した割合が最も多い教科の労力を減らし、4と5を足した割合が最も少ない教科に力を入れるのがいいでしょう。
船橋中学校は5と4を足すと保険体育が63%と最も多く、技術・家庭の51%が最も低かったので、保険体育より技術・過程を頑張った方がオール4が取りやすいといえますね。
あくまで傾向
先生の総入れ替えとかない限り、学校ごとのカラーは急には変わらないと思います。
なので、毎年同じ傾向と仮定して話してきました。
残念ながら過去のデータは閲覧期限が過ぎていてとれなかったのです。
中学校最初の副教科の定期テスト前から手抜きを考えるのが正しいのかはわかりませんが…
効率的に内申点のもととなる評定をとっていきたいところです。
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