子ども一人に任せておくと、丸一日経っても終わらない読書感想文。
宿題のプリントに「誤字脱字云々が多いため、提出する前に親にチェックしてもらうように」と書かれていたので、中学生になったら親が手を入れてよさそうです。
それならChatGPTを使っても構わないんじゃない?ということで、ChatGPTも使った結果、3時間で楽に読書感想文が作れました。
読書感想文は3時間で作れた
こんな感じに合計3時間もかからずに読書感想文が作れました。
- 読む時間:約30分
- 構成&下書き:約30分
- (添削:親がChatGPTを使って約30分。カウント外)
- 清書:約2時間
読書感想文に選んだ本は、私が息子に読ませたいと思っていた最近人気のこちら。
ナナメ読みすれば息子でも約30分で読めました。面白かったそうです。
物語と違って通して読まなくても良いため、全部は読まずに見出しで気になった部分だけ読めばもっと短い時間で作文が書けたと思います。
作文の書き方はこのサイトさんの構成を参考にさせてもらいました。⇒読書感想文の書き方
ザックリ読んで気になったページの見出しにふせんを貼ってもらったら9つありました。
なので、その中から特に印象に残っていて書きやすそうなものを3つ選びました。
あとは内容に直結する小見出しだけを読みながら感想を書いていきます。
パソコンを使って効率UP
紙に書くと、それだけで時間がかかります。
「紙に構成を書く→原稿用紙に本文を書く→添削をする→新しい原稿用紙に清書する」という流れだと、何度も書くことになって時間のロスが大きいです。
うちは息子より私の方がタイピング速度が速いため、添削までは私が代わりに打ち込みました。
「読む前の印象は?」とか「どんな内容だった?」とか聞いて、その都度メモし、後で本文にコピペして使いました。
添削もPC上でササっと行い、出来上がったのを息子が作文用紙に清書しました。
なので、紙に書いたのは提出するための最終原稿用紙だけです。
最後の1行に合わせるのも簡単
宿題のプリントには「200字詰め作文用紙5枚で最後の1行まで書く」とありました。
紙に書いて添削すると最後の1行に合わせるのは至難の業です。
でも、wordには原稿用紙のフォーマットがあるため、簡単に文字数を合わせられます。

上部に表示されるリボンのレイアウトタブから原稿用紙設定を選ぶと、原稿用紙の形になります。
初めから原稿用紙設定にすると書きにくいため、私は普通に横書きで書き終わってから設定を変えました。
原稿用紙設定にしておけば点や丸の位置も正しく表示されるため、ザックリ作って思うがままに修正しても、最後の行までいっているか楽にチェックできます。
紙で書いたときに比べて、最後のつじつま合わせに悩む時間が大幅に減っていると思います。
文明の利器って素晴らしいですね。
ChatGPTで読書感想文を整える
息子と話しながら作った読書感想文は2,000字必要なところ、約1,600文字でした。
自分で文章を増やすのは大変なので、添削込みでChatGPTさんの出番です。
「この本と出会ったきっかけは、読書感想文の本を探していたときに親がすすめたからでした。」という文であっても、ChatGPTさんにかかればちゃんとした長い文章に書き替えてもらえます。
はじめは不自然にならないように「中学1年生らしい作文の添削をお願いします。字数を2,000文字弱に増やしてください。」と書いた後に本文を貼り付けました。
でも、添削してもらった文章は上手く編集されすぎていました。
なので、「国語が苦手で文章をそこまでうまく作れない中学1年生の男子が書いたようにお願いします。」として作り直しを要求。
ChatGPTさんによると中1男子らしい素朴さを残して、語彙や文法も少しだけ不揃いにして作成したとのことですが、今度は文章が崩れすぎました。
そのまま使うと違和感があるため、元の文章にChatGPTさんの文章を付け足したり、修正を反映したりする感じで作成しなおしました。
ざっと全体を読み直したときに1行ずれていたため、最後の1行で終わるように揃えて、あとは清書です。
清書が一番大変
他の人が手伝えないし、手を抜けないし、字が汚い子には清書が一番大変でした。
息子の文字はキレイに書いても採点対象外となる文字がでるレベルです。
原稿用紙半分書くのに約10分かかっていました。5枚なので合計約100分ですね。
しかも、清書し終わったものを読んだら、誤字が7つもありました。
脱字は書いているときにずれるため気づきやすく、その都度消して書き直していたので、大幅な修正がなかった点はホッとしました。
まとめ
今年は私もパソコンを使って手伝ったため、3時間という今までにない短い時間で読書感想文を仕上げることができました。
Wordの原稿用紙設定を使うことで最後の1行まで書くのも比較的楽でしたし、文章量はChatGPTで添削を兼ねつつ増やせました。
下書き段階での書き直しはゼロでしたが、清書は一人でやらせたら途中でだれていたみたいなので、横で見守っていればもう少し早く終わったかもしれません。
全文を読まず見出しから興味のある部分だけを選んで読むなどもう少し効率化すれば、約2時間で作ることもできそうなので、来年試してみたいところです。
3時間といえば、ワークを3周することのできる時間ですね。
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