英検・漢検・数検の簡単な順番

英検漢検数検の簡単な順番 三検(英検・漢検・数検)

うちでは先取り貯金を兼ねて、高校入試で加点となる英検・漢検・数検を取得する予定です。

英検と漢検と数検の3つを合わせて三検とも呼ばれます。

どれが簡単に合格できるのか、中学生が受検する可能性の高い2級・準2級・3級に絞って比べました。

受検目安を比べる

中学生が受検する可能性の高い英検・漢検・数検の級の受験目安を一覧にまとめます。

英検漢検数検
2級高校卒業程度高校卒業・大学・一般高校2年程度(ⅡB)
準2級高校中級程度高校在学程度高校1年程度(ⅠA)
3級中学卒業程度中学校卒業程度中学3年程度

目安を見ると漢検が難しくて数検が簡単に見えます。

大学・一般も入る漢検2級が一番難しくて、高校2年の数検2級が一番簡単てこと?

でも、文系の人は高校3年生の数学(ⅢC)はやらないので、実質的には数検2級の高校2年程度(ⅡB)が高校卒業程度です。

大学で漢字を学ぶ学科は稀ですし、一般的には高校卒業程度の漢字があれば社会に出てやっていけるため、漢検2級の目安に大学や一般が入っているのでしょう。

つまり、英検・漢検・数検はどれも3級は中学卒業、準2級は高校半分、2級は高校卒業程度で、受検目安は三検とも同じくらいといえます。

学校の勉強をちゃんとすれば、中学3年生ならほとんど勉強しなくても3検全て3級に合格しそうですね。

ただ、中3で受験勉強しながら定期テスト対策をして、三検も…となると、スケジュールがきつそうなので先取りして受検しておきたいです。

合格率の違い

検定試験の合格率は年によってあまり変わらないのが通説で、英検は最後に公表された2016年の合格率が2級が26.4%、準2級が36.7%、3級は52.9%でした。

漢検は公式に直近2回分の合格率が載っていて、平均すると2級は27.55%、準2級は35.85%、3級は48.7%でした。

数検の公式に載っていた直近5年間の合格率を平均すると、数検は2級が31.58%、準2級が44.78%、3級が65.84%でした。

英検漢検数検
2級26.4%27.55%31.58%
準2級36.7%35.85%44.78%
3級52.9%48.7%65.84%

全ての級で数検の合格率が高いです。

息子は小学校6年生の時にスタサプを使って先取りし、中学生になる前に数検準2級に合格できました。

余裕のある合格点だったし、確かに数検は合格率が高いだけあると感じました。

スキルからみた簡単な順

英検・漢検・数検のうちどれが簡単かはその人のスキルによるため、誰にとってもこれが一番簡単!というのは実はないのですよね。

私は簡単な順に数検・英検・漢検だと思っていました。考えるのが得意で国語力はそれなり、暗記が苦手なのです。

息子は考えるのが得意で暗記もそれなり、国語力は低めなため、三検は簡単な順に数検・漢検・英検となっています。

スキルごとにどの順に簡単か判断しやすいようい書いておきます。

暗記が得意なら

暗記が得意なら、簡単な順に漢検・英検・数検となるでしょう。

漢字は覚えているかどうかが問われます。

音訓や構成を問う問題もありますが、漢検は基本的に知っているかどうか

なので、暗記が得意なら漢検が一番簡単、単語をたくさん覚える必要がある英検が次に簡単でしょう。

国語が得意なら

国語が得意なら、簡単な順に英検・漢検・数検となるでしょう。

英検は答えが漢検や数検に比べてハッキリしにくいため、ある程度の国語力も必要です。

例えば、【5時半に出よう。電車の混雑を「 」】という問題に、「混雑に突っ込むって単語がないからrun!」と答える息子は国語が得意ではありません。

選択肢をしっかり読むように言っても「avoidは避けるだから違うでしょ。次のは…」とか。混雑は避けるの一択でしょう!単語とか文法とか以前の、国語力の問題ですね。

長文読解になると、さらに国語力が必要です。日本語訳を見ても正解が分からないこともあります。

国語が得意ならある程度漢字も覚えているでしょうし、英検の次に漢検が簡単といえるでしょう。

思考が得意なら

考えるのが得意なら簡単な順に数検・漢検・英検となるでしょう。

数検は最低限の公式や解き方、書き方を覚えたら、あとは考えて作っていけます。

考えればその場で導き出せる公式もけっこうあるし、違う方向から答えを出せることもあります。

答えが必ずコレ!と導き出せて、勉強すると達成感が得られやすいです。

息子は数検が一番答えが分かりやすくスッキリするから、英検やめて数検受けたいというほど

確かに英検は、答えコレ…だよね?も多いです。私の英語力が低いのもありますが、考えるほどにわからなくなる英検は難しく感じるみたい。

なので、考えるのが得意なら数検が一番簡単で、消去法で漢検が次に簡単でしょう。

まとめ

三検の受験目安はどれも3級が中学卒業、準2級が高校半分、2級が高校卒業程度となっていて、同じくらいです。

合格率は数検が一番高いため、数検は合格しやすいといえます。

ただ、簡単な順は個人のスキルにもよるため暗記が得意なら漢検、国語が得意なら英検、思考が得意なら数検が1番簡単でしょう。

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