うちでは中学生活が始まる前に漢検4級の勉強をしました。
漢検を持っていれば高校入試で加点が見込めるし、中学生の漢字を先取りして覚えておけば学校が始まってからの勉強が楽になると思ったからです。(実際に漢字テストが楽だそうです)
2月から細々と勉強して、新中1の春休みの3週間で一気に合格ラインを超えました。
今回は漢検の勉強に使った問題集、過去問の結果、合格ラインなどを書きます。
期間と合格までの正答率
小6の2月から漢検の勉強を始めました。
2月からの1ヶ月ちょっとと春休みの約3週間を合わせて、漢検4級を勉強した期間は2ヶ月です。
1ヶ月時点で公式の過去問がどのくらい解けるか試したところ、112点/200点(56%)でした。
140点(70%)くらいで合格なので、もう少し必要ですね。
春休みの終わりには一気に正解率が上がり、165点前後/200点(80%~85%)は安定してとれるようになりました。
過去問ではなく問題集の模擬問題で正答率をみたため、受検時はもう少し下がるかもしれませんが、構成は同じだし合格ラインは超えているでしょう。
漢検4級に使った問題集
漢検4級のために買った問題集はこれ1冊だけです。
ネットで下調べをして、一緒に本屋に行って本人が気に入ったのを選びました。
漢字は何回もノートに繰り返して解くので書き込み式の良さを生かし切れない気がします。
ですが…

書き込み式じゃないと、文字がぎっしり詰まっていて見るだけで嫌だ!
とのことなので、これに決めました。
2ヶ月でできた勉強方法
読めなければ覚えられないため、一番初めに読みを全てやりました。
その次が重点的にやる必要のある書き取りで、あとは間違った問題とその他を組み合わせていきました。
この漢検4級〔書き込み式〕問題集は全てのページに読みと書き取りの問題があり、四字熟語などはページによって組み合わせてあるため、こんな感じに行いました。
- 問題集の読みだけを口頭で2周する
- 巻末の攻略法まとめをざっくり口頭で覚える
- 書き取りだけを2周する
- 2周目で間違った問題と四字熟語で1周する
- 間違った問題とその他問題で2周する
- 模擬テストで合格ラインを超えているかチェック
- 間違った問題のみを繰り返す
効率を上げるため、読みやまとめページは口頭で覚えました。
息子が問題集を、私が答えを持って、「ふくしょく」「うん」「みゃく…ろ?」「みゃくらくだね」みたいに一問一答。(お互い寝転がってやることも多かったです。)
あと、巻末の攻略法まとめは覚えることが一覧になっていて、効率的に覚えやすかったです。息子は見るだけでも嫌がりましたが。。。
間違った問題はその時に覚え直すだけでなく、マーカーでチェックを付けておいて繰り返し解き直しをしています。
何回間違ったか一目でわかるように、1回目間違ったら黄色マーカーで塗り、2回目間違ったら水色マーカーで丸をつけました。
「根性」とか5回以上覚え直してもまだ間違いました。「根生」って植物?「混性」って何が混ざってるんだろう。
解答用紙は印刷すると便利
過去問を解いたり模擬問題を解いたりするときは、解答用紙を印刷すると便利です。
この頃は公式からPDF形式でダウンロードできていましたが、今はできなくなっちゃったみたいで、残念です。
ノートに過去問を解くと、番号を書き写す時間がもったいないです。
番号を間違うと丸付けのときに分からないし、問題を飛ばしてしまうこともありました。
漢検は問題数が多いため、過去問や模擬問題を解くときは適当な解答用紙をダウンロードしてきて使うのがおすすめです。
漢検4級は受ける?飛ばす?
うちの息子は、字がものすごく汚いです。
小学校1年生のころから言われ続け、小6でも文字が汚くてカラーテストで減点されるほどです。
本人は「キレイに書けるから大丈夫!必要な時はちゃんとキレイに書く!」と言いますが、カラーテストは必要な時ではないらしい。
漢検は字が汚いと×になるらしいので、息子の字だとどのくらい減点されるのかわかりません。
追記:漢検CBTならそこまで減点になりませんでした。
なので、漢検は検定料も安いし4級を試してみようと思ったのですが、タイミングを逃しました。
中1の4月に英検を受けたし、中1の夏休みには漢検3級を受ける予定なので、漢検4級を差し込むタイミングがなかったのです。
初めての漢検受検が3級になるため、文字が汚くて×をもらっても合格できるように少し高めの正答率を目指しておく必要がありそうです。
中1の新学期が始まると共に、漢検3級の勉強を始めています。
夏休みに漢検cbtを受ける予定なので、早めに試験日を抑えるため5月に申し込もうと思っています。
漢検3級の結果は合格でした。
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