息子が中学1年生になり、生まれて初めて準拠ワークと呼ばれる問題集を買いました。
真面目に解いて丸付けをしようとしたら…すごい時間がかかることに気づき。
ざっくりと1周目は2時間、2周目は30分、3周目は20分で周回する方法を編み出しました。
うちでは初めに準拠ワークを使っていますが、学校ワークでも同じやり方で短時間周回できるでしょう。
初めての準拠ワーク
小学生の間は準拠ワークを使ったことがありませんでした。
勉強時間を最短にするために、家では英語・算数・漢字の勉強だけ。
理科と社会は「テストの点が下がったら家で勉強します」と宣言したら、1秒たりとも勉強時間を増やしたくない息子はカラーテストでほぼ100点をとってきたからです。
ただ、中学生になったら小学生の時のようにはいかないらしいため、準拠ワークを購入しました。
テスト範囲は準拠ワーク30ページ分
学校によりますが、1学期末の定期テストは教科書の4分の1くらいでしょうか。
例えば、中1息子の中学校では理科が1単元全て、社会が第1部全てと第2部の1章なので…教科書から対応する準拠ワークのページを挙げるとこんな感じ。
- ぴたトレ理科:単元1が14~41 計28ページ
- 教科書ワーク理科:単元1が2~37 計36ページ
- ぴたトレ社会:第1部は8~21
第2部の1章は22~29 計22ページ - 教科書ワーク社会:第1部は2~17
第2部の1章は18~29 計28ページ
ざっくり計算すると準拠ワーク30ページくらいが1回の定期テストの範囲です。
真面目にやると凄く時間が要る
他の方のブログで「初めはボロボロです」と、ちょっと間違った写真と共に載っていたりして、ある程度は初めからできるのだと思っていたので。

一問もわかんないんだけど

学校でやったでしょ?いいから解いてみてよ。
と、準拠ワークに答らしきものを書かせたら。
もの凄く時間がかかるだけでなく、本当に1問も当たらないページもありました。。。
え、学校で習ったところなのに、なんで1問も分からないの。
しかも間違っているから、答えを見て丸付けて(ココは私)、答えを書く(ココは本人)だけで1ページ15分くらい。口喧嘩やふてくされ、やる気のない時間がなければ10分くらい?
1周目だけで10×30=300分(5時間)もかけるようでは、普通の子であるうちの息子は2周目の時間もあるか怪しいところです。
1時間でワーク範囲を1周する方法
普通のやりかたで時間がかかっているのはこの2つ。
- 書く時間
- 思い出す時間
なので、両方の時間をカットすることにしました。
書き込むのはやめて、全て口頭で答えるやり方に切り替えます。
息子が準拠ワークを手元に置き、私が答えを持って。
順々に息子が答えを言って、私が当たっているか外れているかを返します。
外れているときと3秒答えられなかったときは、答えを教えて問題にマーカーでチェックをつけます。
このやり方なら、1ページ1~2分で終わるため、ワーク1周が1時間で終わります。
ただ、一気にやると覚えられないため、うちでは多くても1日6ページ分まで(5日間で1周)にして進めています。
6ページというと多そうですが、例えばぴたトレならぴたトレ1、ぴたトレ2、ぴたトレ3に分かれていて覚えることはほとんど変わらないため、6ページやっても覚えるのは実質2ページ分ちょっとだったりします。
ワーク2周目以降
息子の記憶力は普通なので、テスト期間に入る前からワークを進めて5周はします。
時間がなければ、3周目と4周目を飛ばして、1→2→5→と進めると思います。
ワーク2周目は計30分くらい
記憶に残すため、その日中に口頭で2周目をしています。
2周目は1周目で分からなかったり間違えたりして、チェックをつけていた問題だけです。
朝の勉強時間中に2周目まで終わらなければ夕方やります。
当たるまで2周目は終わりませんが、1ページ10秒以内で終わることが多いです。記述問題を除く。
間違ったらすぐに答えを教えて、最後まで行ってからもう一度間違った問題に戻るやり方で、どんなに繰り返しても1分はかかりません。
テスト範囲30ページ分の2周目は合計しても30分もかかっていないでしょう。
ワーク3周目は計20分くらい
翌日に、チェックがついている問題だけ3周目をします。
息子が準拠ワークを手元に置き、私が答えを持って口頭テストです。
前日の3周目をしたら、そのまま今日の分の1周目に入ります。
3周目ももちろん間違うのですぐに答えを教えて、最後まで行ったら戻って当たるまで繰り返します。
間違った問題の数によりますが、1ページ10秒以内が多いため、3周目は合計20分もかかっていないでしょう。
ワーク4周目でほぼ覚える
3日後~1週間後くらいに、間違った問題だけ4周目をしています。
記述問題はまだ覚えきれていませんし、4周目でもやっぱり間違いますが全問正解のページも出てきました。
実はここまで準拠ワークへの書き込みはゼロ!
漢字を書けるようになる必要があるので、5周目で書き込んでいきます。
ワーク5周目で漢字チェック
準拠ワークは教科書ワークと教科書ぴったりトレーニングの2冊あるので、テスト期間に入ってから1冊ずつ書き込みます。
ページ数が少ないぴたトレからですね。
前から順に書き込むと、1ページごとに丸付けしない限り間違った漢字を何回も書くことになります。
効率よく一気に丸付けたいので、ページは飛ばしていってこんな感じに進めます。
- 1日目:ぴたトレ1
- 2日目:ぴたトレ2
- 3日目:ぴたトレ3
ぴたトレ1で間違った漢字はその日のうちに丸付けて直すので、ぴたトレ2では間違いにくいです。
ワーク6周目~
5周目で間違った問題には書き込んだ上にふせんを貼って、6周目です。
色の濃いふせんなら下の書き込みがすけません。
間違わなくなるまで、時間の許す限り周回ですね。
学校ワークと準拠ワークどちらを先にやるか
提出する必要がある学校ワークを先に仕上げたい気持ちになりますが。
学校ワークは自分で丸を付けて、間違ったら正しい答えを書き込まなければいけません。
なので、早めにやればやるほど時間がかかってしまいます。
少なくとも1冊の準拠ワークを終わらせて、ある程度漢字も書けるようになってから学校ワークに手を付けることで、時間を短縮できます。
とはいってもギリギリだと心臓に悪いため、定期テスト1週間前に学校ワークに手を付けます。
まとめ
真面目に書いて解いていくと、すごく時間がかかるワーク。
でも、口頭で答えるやり方なら
- 1周目2時間
- 2周目30分
- 3周目20分
このくらいの短時間でできました。
何周もする時間がなさそうなら、3周目に5周目で紹介している漢字チェックを兼ねた周をするとよいと思います。
1日に大量にやると効率が悪くなるのがネックですが、それはどのやり方でも同じでしょう。
トータルでかかった時間をみると、3周やっても3時間くらいですね。
付き合ってくれる親や兄弟がいなければ、友達同士で勉強会を開いてやるのもいいと思います。
書き込むより断然短い時間でワークを周回できるため、試してみてくださいね。
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