今回受けた全国統一中学生テストのブログを書こうとして…前回について公開し損ねたままなことに気づきました!
少し手を加えつつ、2025年5月の内容をサクッと書いておきます。
全学年部門を選んだ11月のブログはこちらです。
申し込みから受験まで
塾なしの我が家では、模試といえば小学生の頃に受けていた無料の全国統一小学生テスト(全統小)でした。
全統小の中学生版が全国統一中学生テスト(以下、全統中)です。
東進ハイスクール主催で年に2回、無料で行われていて、Webで申し込んでいます。
自宅から近い会場のうち、交通の便が良いところを選んでいるのですが。

電車で知らない所に1人でなんて行けない!
というので、私が毎回ついていっています。
ただ、ほとんどの子は1人で来ていました。いずれは1人で行って欲しいところ。
受験票は申し込むタイミングで手に入る方法が異なるようです。
締め切りギリギリに申し込んだ5月は電話がかかってきて現地配布、余裕をもって申し込んだ11月は郵送で送られてきました。
全統中の区分
全統中は以下の3部門に分かれています。
- 全学年統一部門
- 中2生部門
- 中1生部門
中1の春(2025年5月)は中1部門にしましたが、「高校受験を見据えて受けるなら全学年統一部門」と書いてあるブログを読み、中1秋(2025年11月)は全学年統一部門を選びました。
科目は、国語・数学・英語の3科目あり、後述するように必ずしも全ての教科を受けなければならないわけではありません。
全統中が特徴的な点は基礎・標準・難関問題の3つのレベルに分かれていて、試験時間も区切られている点でしょう。
全科目・全問がマークシート方式なので、汚文字の息子にはありがたいです。
中3生は希望日時を電話で決めて結果を取りに行く必要があり、面接もあるみたいです。
ですが、うちは中1部門のときにいつ取りに来てもいいと言われたし、全学年部門も予約なしで向かい、1分くらいで受け取って終了でした。
教科を絞っての受験
実は全統中の日は午後から部活があって、最後の国語までいると部活に間に合わないため、息子は受ける気がありませんでした。
ですが、私が諦めきれず、受験会場に途中まで受けれないか電話で問い合わせてみたところ。
快くOKのお返事をもらえました。
名前を聞かれたので答えて、即申し込みました。
千葉県は中1が受けられる模試がなさそうなので、申し込めて本当に良かったです。
息子も得意な英数のみ受けられるから嬉しそうでした。
緊張と2教科での退出
全統中前日、初めて受けるからか息子はナーバスでした。

制服着て行くんだよね?
模試に制服は着ません。
もちろん、当日はみなさん私服でした。

身分証明書って学生証でいいの?
いりません。
もちろん、提出は求められず。
英検漢検数検などで身分証明書が必要なのは、高校受験で加点になったりする資格試験だから。
全統中は模試だから身代わりとか不正しても誰も得しないから、身分を証明する必要はないのです。
根拠を説いてネットでも検索してみてみせて、不安を解消して出発しました。
当日も2教科で受けると受付で話したのに、2教科終わって5分経っても出てこず。
通りがかりのスタッフさんに言ったら、担当スタッフさんには伝わっていなかったらしくまごついてました。
が、なんとか国語が始まる前に出てこられました。
テスト始まってからの退出だと、ただでさえシビアな試験時間中に他の子たちの集中を切らすことになりそうだし、10分しかない休み時間のうちに出てこられて良かったです。
初の全統中の感想
息子はテストで初めて「時間が足りなくなる」という経験に焦ったらしいです。
全統中の数学は基礎10分・標準25分・難関25分と、時間を区切ってのテストなのです。
基礎の余った時間を他に回せず、難問を25分は確かに焦るかもしれませんね。
しかも、3問中2問目に時間のかかる場合の数が持ってこられていて、前から順に解いたらしく。
今まで何でも時間が余ったから、全体を見て簡単な問題から解くという基本が身についていなかったのです。
次からは全体を見てから解こうと言ったら「あ、そういえばそうだったね。」だって。
無料の模試でありがたい経験をさせてもらいました。
意外と全教科受けない子はいる
全統中の成績表に載っていた受験人数はこんな感じでした。
- 3教科受験者数:12,311
- 英語:12,330
- 数学:12,336
- 国語:12,325
一番受験者数が多かった教科が数学で、少なかった教科が国語ですね。
英語→数学→国語の順に実施されたし、国語と3教科の人数が合っていないことから、英語だけ受けなかった人もそれなりにいるみたいですね。
組み合わせにもよりますが…少なくとも25人以上は全教科を受けない子がいたようです。
全教科受けないと3教科の偏差値が見えないのはもちろん、各教科ごとの立ち位置のグラフに自分の位置が表示されないなどのちょっとしたデメリットはありました。
ですが、後述するように苦手がハッキリしたし、私は2教科だけでも受けてよかったと思っています。
結果と対策
2025年5月に受けた中1部門の結果はこんな感じでした。

平均点を見比べてみると、中1全体の319.2点より都道府県別の千葉県の33.27点の方が高いのはもちろん、全教科において千葉県の方が高いことから、千葉県の学力は高そうだと分かりました。
千葉県において、息子の成績は数学の偏差値が61.2で英語の偏差値は70.7。
得意な数学より英語の方が偏差値が高いのは意外でした。
実力が伴っていないと思っていたけれど、英検準2級はダテではなかったのか。
苦手な国語を受けておらず、3教科の偏差値はわかりませんが…全国の中でこのままの立ち位置をキープできれば、志望校への合格が見えてきそうです。
結果で一番驚いたのは、簡単な食塩水の計算を間違っていたことです。
割合が苦手なのは知っていたけれど、今まで解けてはいました。
もし間違っても「ココ違ってるよ」と言えば、正解を当てられました。
なのに、なんで急に全く解けなくなったのでしょう?
中1理科では水溶液も来るのに、これはマズイですね。
場合の数も苦手なのは知っていたけれど、私も苦手なので放置していました。
場合の数は簡単な部分だけ解ければいいと思っていました。
でも、難問の大問まるまる一つ場合の数とか来ると厳しいですね。
時間がかかってしまうから、他に影響が出る。
まずは割合を強化して、その後場合の数をやろうと思います。
全統中は無料なのに弱点が分かり、良い経験になり、本当にありがたいと思っています。
この半年後に受けた全学年部門での結果も書きました。





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