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数検3級と準2級の違いを徹底比較

三検(英検・漢検・数検)
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うちでは数検の勉強を手探り状態からはじめました。

数検は3級と準2級の間に大きな壁があるため戸惑うことも多かったですが、結果的には独学で数検準2級まで一発合格できました。

一番の違いは出題される内容の構造で、そのため難易度が変わり、合格率50%の壁が立ちふさがることになっています。

3級は1学年下の知識で合格可

数検の目安学年、準2級は高1で3級は中3とされますが、実際のところ、準2級は高1で3級は中2です。

3級も準2級も合格基準は変わらず、1次試験が全問題の70%程度、2次試験が全問題の60%程度です。

でも、出題される内容には違いがあり、数検3級(中学3年レベル)ならこんな感じ。

  • 30%が中学校3年程度←知らなくても合格可
  • 30%が中学校2年程度
  • 30%が中学校1年程度
  • 10%が 特有問題

中3から30%しか出ず、合格基準は70%のため、数検3級は1学年下の知識しかなくても合格可能です。

それが、数検準2級からは割合が変わって、目安学年の理解が必須になります。

  • 50%が高校1年程度←知らないと合格できない
  • 40%が中学3年程度
  • 10%が特有問題

中3までの知識だけだと40%(特有問題込みで50%)しか分からず、合格は無理になります。

目安学年の内容が30%から50%に増え、そのうえ2学年下の内容もなくなるため、合格基準は変わりませんが、準2級からは難しくなります。

数検準2級は筆記が必須

数検3級は筆記問題は出ても2次に1問だけでした。

ところが、準2級の2次は全10問中5問が記述問題です。

合格するには6問当たる必要があるため、記述を捨てると合格できません。

分かる、解ける、だけではダメで、一段上の答えを過程込みで記述する能力が必要になります。

難易度が上がるため、合格率は下がります。

公式に載っていた直近5年間の合格率を平均してグラフにしました。(1級が10.5%、準1級が22.92%、2級が31.58%、準2級が44.78%、3級が65.84%、4級が71.36%、5級が71.56%)

数検合格率は3級が65.84%、準2級が44.78%となっていて、準2級からは50%を切ります。

つまり、3級までは合格できる人の方が多いけれど、準2級からは合格できない人の方が多いということです。

年度による合格率の違いも気になったので調べましたが、こちらはそれほどは変わりませんね。

数検の合格基準はずっと変わらないですし、特にタイミングを計る必要はないでしょう。

試験時間1.5倍に耐える体力も必要

数学検定は同じ日に計算力をみる1次試験(計算技能検定)と応用力をみる2次試験(数理技能検定)があります。

1次で計算問題を解き、30分休憩後に2次で応用問題を解くという流れは同じですが、試験時間は異なります。

  • 2級・準2級:1次50分・2次90分
  • 3級・4級・5級:1次50分・2次60分

3級は60分だった2次の試験時間が、準2級になると1.5倍の90分に増えます。

準2級からは記述がメインになり解答を書くだけでも時間がかかるから、試験時間が増えるのは良いのですが、長時間試験に耐える慣れと体力が必須です。

1次試験後の30分の休憩時間に入る子もそれなりにいたので、体力が足りなければ初回は1次のみ合格を目指し、2回目に2次を受けるという手もありそうです。

そうそう、問題数は3級→準2級で1次2次共に半分に減っていることから、1次であっても2倍以上難しくなっているといえます。

受験者数が多い数検3級

数学・算数検定は公益財団法人日本数学検定協会が行っている検定です。

数学検定(数検)は1級~5級の7階級、算数検定は6級~11級の6段階、かず・かたち検定のゴールドスター、シルバースターで全15段階あります。

数検3級以上は高校受験の加点に使える学校があるからか、15階級の中で数検3級の受験者数が最も多く、ここ5年間の受験者数は毎年7~9万人ほどです。

次に受験者が多いのは数検準2級が毎年4~5万人ほどで、3級に比べると受験者数がガクッと減ります。

受験者数が減るなら合格率が高くなりそうですが、実際は数検準2級の合格率は低くなっています。

数検3級は最も多くの子が受検していて、その半分以上が合格している、受かりやすい検定といえるでしょう。

3級は短時間で合格可

うちの息子は勉強時間は短く!大変なことはしない!人生は遊び!な普通の子です。

数検先取りの理由は、少しでも先取りして中学数学を楽にし、いずれ受ける高校受験の加点を狙いたかったためです。おかげで中学生になった今、数学は定期テストで100点もとっています。

数検4級合格ラインから数検3級に合格するまでにかかった勉強期間は3ヵ月です。

効率良く勉強するために過去問を徹底的にやりこみました。

過去問を解くことで数検の傾向が分かりますし、教科書レベルの内容がある程度は身に付くでしょう。

数検は単位が元々書いてある問題と自分で書かなければいけない問題があるなど、解答用紙にもクセがあるため、解答用紙つきのこの過去問が一番でした。

過去問の答えだけでは理解が難しい問題にはこのテキストも使いました。

中学数学の3年間の内容が載っているため、数検4級と3級で使い倒せてコスパも良かったです。

ただ、数検準2級の高校数学は説明が難しくなり、うちではスタサプを利用しました。

反抗期の子どもに勉強を教えるのはとても大変だったし、テキストを買って教えてあげるより中学数学からスタサプに任せれば良かったかもしれないと今は思っています。

7カ月かかった数検準2級については、この後書く予定です。

検定料は微増

検定料は級が上がると少し高くなり、数検3級と準2級の差は700円です。(2026年1月現在の検定料)

数検は個人受検と団体受検があって、団体受験は塾なり学校なりが行っている時だけ、所属している子限定で受けられる方法です。

問い合わせてみましたが、部外者は団体受検で一緒には受けられないそうです。

なので、一般の子が受検するときの受検料は、数検3級4,900円、数検準2級5,600円です。

数検は1次または2次のどちらかに合格しているときは合格した方の免除申請ができて、検定料が1,000円引きされます。

英検よりはリーズナブルで漢検よりは高い、ほどよい料金に感じます。

ここまで、数検3級と準2級の差について書いてきました。

一番大きいのは内容の割合が変わって目安学年の知識が必須になること、次いで筆記能力が必要になることでしょう。

数検3級より時間はかかりましたが、うちでは違いを知って対策することで準2級にも合格できています。

この記事が数検準2級を目指すあなたの手助けになれば嬉しいです。

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