今回は息子が1ヶ月という短期間の少ない勉強量で漢検準2級に合格できた勉強法を紹介します。
- 出る問題がまとまったテキストを使い
- できる限り書かず
- テスト中心の勉強法
を軸としています。
今回の目的は「級相当の完全習得」ではなく「限られた時間での合格」でした。
我が家の漢検最短合格メソッド(全体像)
本文が長くなってしまったので、大事なところだけまとめると
- 出る度Aを最優先
- テストから始める(覚えてから解かない)
- 間違いだけを周回する
- 読みを重視
- 書くのは「書き」と「四字熟語」
- 他分野はクエスト制
というのが、全体像になります。
マーカーによる仕分け、ふせんを使った定着、色変えマーカーによる選別を繰り返します。
苦手分野や気になった分野だけ、目次から飛んでみてくださいね。
出る問題がまとまったテキストを使う
無駄をなくすために、過去問を分析して出る問題がまとまっているテキストを使ったのが大きかったと思います。
一番出やすい出る度Aをしっかりやりこんでから、出る度Bにうつり、申し込む頃に少し出る度Cをかじります。
使ったテキストはこれです。
同じシリーズで漢検3級や4級などのテキストもあります。
書かない戦略
漢字といえば書いて覚えるイメージですが…

漢字書くの?だっるー。やりたくない。
という息子の希望と、勉強時間を短くするために、なるべく書かずに学んでいます。
具体的には、漢検範囲の半分は全く書かずに覚えました。
発音も意味も分からないと覚えるのに時間がかかるため、読みを始めにしっかり学んでこの順に勉強しました。
- 読み←全く書かない
- 書き
- 四字熟語
- その他もろもろ←あまり書かない
- 誤字訂正←ほぼ書かない
テキストでの網羅率が低い誤字訂正は試験を申し込んでからちょこっとだけやっています。
マーカー&ふせんのテスト流勉強法
漢字を覚えるため、こんな感じに何回もテストしていきます。
- 全問テスト→間違いにマーカーを塗る
- マーカー問題テスト→間違いにふせんを貼る
- ふせん問題テスト→当たったらふせんを外す
- 3のテストをふせんが全部外れるまで繰り返し
私はスピードアップのため、テスト前に必ず

間違った問題は覚えられるまで即テストするよ
と言っていました。
初日からマーカー塗りテスト
覚えている漢字を除いて勉強時間を短くするため、テストから始めます。
つい答えをみちゃわないよう私が答えを隠し、息子に漢字を1から順に読み上げてもらいます。
間違っていたら黄色マーカーを塗っていきます。
親子で一緒にやったときは見開き1ページ1分、子ども一人だと3分前後だったため、一緒にやるだけで3倍の効率でした。
このとき、考えこむようならマーカーを塗ります。

コレは知ってた!今言おうとしたのに!
と言われますが、即答できない時点で記憶があやふやなので除外はできません。
漢検は該当級の漢字だけでなく1~2級下の漢字も多いです(2級の読みだと該当級の漢字は20%強)。
なので、たとえばある日の息子の読みの正答率は40%くらいでした。
今後この40%はノータッチになるため、初めにテストするだけで全体的に読みを学ぶのに比べて60%の時間で済む計算です。
テスト直後にふせんテストで周回
テストで間違ってマーカーの塗られた漢字は、記憶に残すためすぐに周回です。
マーカーの問題を再テストするとき、間違ったら百均の一番小さいふせんを番号に貼っていきます。
最後まで解き終わったら、ふせんがついた問題を頭に戻ってもう一度解きます。
このとき、当たったらふせんを外していきます。
読みも意味も初めて知る漢字が残りやすいため、「この漢字の意味は?」とか聞きつつ、ふせんが全部外れるまで繰り返しテストします。
2日目からはマーカー周回+ふせんテスト
ごく普通の記憶力の息子は、翌日にはかなり忘れています。
なので、翌日も全く同じマーカーを塗った問題のみを同じようなやり方でテストします。
初日に比べて2日目の方が全部のふせんが外れるのが早いですし、昨日やった範囲が終わったら、次のページ~の1回目のテストも追加します。
8割方覚えたら新色マーカー塗りテスト
ふせんを付けながら何日か周回していると、だんだん、ふせんを使う数が減ってきます。
8割がた覚えていそうだと思ったら、こなす問題数を減らして効率を上げるため、マーカーの問題を一緒にテストします。
やり方は初日と同じで、間違った問題に新しい色のマーカーを塗ります。
私は初めは薄い色の黄色マーカー、2回目は緑色マーカー、3回目は青マーカーにしています。

2回目テストでマーカーは5つくらいに減った!すごくね!?
だそうな。本人も達成感を味わえてwin-winです。
今後はこの緑マーカーを塗った漢字のみ、周回していきます。
部首はアプリで遊びながら
部首はアプリで遊びながら覚えると早いです。
息子が使っていたアプリ、どちらも広告は出ますが無料です。
一番のお気に入りは漢検漢字・漢字検定チャレンジ。
部首をタイムアタック的に当てていくゲームがおすすめです。
当て続けると、どんどん点数が上がっていって…点数が高すぎる「変人」をはじめ「玄人」「一人前」などの称号もつきます。
間違いまくりの時には『漢検〇級 漢字検定問題集シリーズ』も使っていました。
アプリで部首を覚えるのは朝から部活の準備が早く終わって余った5分、ファミレスで運ばれてくるのを待つスキマ時間など、勉強時間外にしていました。
アプリで部首を覚えておくと、受検を申し込む前に1回テキストの部首をテストするだけでほぼ正解しました。
間違った部首は黄色マーカーをつけておいて、他の分野を周回するついでにプラスするだけで覚えられました。
書き取りに一番時間をかける
読み&部首は書きゼロでしたが、書き取りは検定試験当日までほぼ毎日テストをしています。
自分で丸付けると間違いに気づけないため、丸付けは私がしていました。
進め方
漢字も読みと同じようにテストから入りますが、書きは難しいので…
- 分かる問題だけテスト→正解したら□にチェック:1巡目
- 無印問題テスト→間違いに黄色マーカーを塗る:2巡目
- 黄色マーカー問題覚え直し:3~4巡目
こんな感じにやっていました。
本当は書き取り問題も、1巡目からふせんを使って毎回正解するまでやりたかったのですが

当たるまでとかありえない!ぜってーやんねー!!
と言われてしまったので、毎回間違えた問題を覚え直したら終了です。
覚えるために唱えながら書く回数はそのときの息子の気分で0~3回でした。
回数を指定すると覚えるよりこなす作業になってしまうため

回数は何回でもいいから覚えるまで書いて
と伝えています。翌日に3分の1覚えてれば上々としています。
ご褒美チケットのクエスト制
毎日の勉強にたくさん組み込むと本人が嫌になってしまうため。
四字熟語、熟語の構成、同音・同訓、送りがな、部首は毎日の勉強には入れず、やったらご褒美チケットが貰えるクエスト制にしました。
クエストの時間はその日の勉強には入れず、今なら毎日1時間の勉強が終わった後に追加でやります。(読み&書き取りはその日の勉強内)
ご褒美チケットは1枚あたりゲームなら10分、外食時はドリンクバーとしても使えるなど、本人と話し合って価値を決めています。
クエストは少しずつ難易度をあげていき、四字熟語なら3回クリアごとに下のランクに変えていきます。
- 意味と熟語を3周唱えて1枚←書かない
- 意味を見て熟語が口頭で言えたら1周で1枚←書かない
- 見開き2ページ分穴埋めテスト&直しで1枚
- 黄色マーカー全ての穴埋めテスト&直しで1枚 etc.
なるべく書かなくて済むように進め、どうしても書く必要があるものは少しずつ。
同音・同訓や送りがなは見開き1ページテスト&直しで1枚とかにしています。
熟語の構成はこんな感じに最後まで1回も書かないクエストで学びました。
- 意味と熟語を全て3周唱えて1枚←書かない
- 見開き2ページ分テスト&ふせん使って当たるまで直しで1枚
- 黄色マーカー全てのテスト&ふせん使って当たるまで直しで1枚
最後の難関「対義語・類義語」
時間がすごくかかる対義語・類義語は最後の難関です。
- 問題の熟語が読めない
- 問題の意味が分からない
- 答えが見つけられない
- 答えの漢字が書けない
これを全部クリアする必要があるからです。
ただ、他の分野に全く同じ熟語がそれなりに出ているため、意味を含め覚えてから手を付けることで少しは楽になります。
対類義語は意味が載っていないので、分からないものはスマホで調べて教えています。
漢検3級や漢検準2級はそこまでやりこまなくても合格点に達するため、ご褒美チケットで釣って音読周回、何となく書かせて見切りをつけています。
最低限の勉強で合格に
我が家流のテスト勉強法を最後まで読んでくださってありがとうございます。
出る度A→B→Cと進み、まとまって時間がとれるときに、公式の過去問で実力テスト。⇒公式へ
合格点に達していたら本人と一緒に申し込んでいます。(お金がかかってるんだぞ、手間もかかってるんだぞと分からせるため)
この方法が向いているのは
- とにかく合格証が欲しい子
- 部活などで時間がない子
- 書くのが嫌いな子
であり、国語力全体を上げたい子や漢字力を根本から鍛えたい子には向いていません。
この方法で漢検2級まで到達しましたが、定期テストの国語力とはまた別問題でした。
実際に息子が1ヶ月の勉強で合格した漢検準2級についてはこちら。
漢検3級についてはこちら。
受検はパスしましたが、漢字の先取りを始めた漢検4級についても書いています。





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