息子が中学1年生で漢検2級を受検し、170点で合格しました。
- 使った教材は1冊だけ。
- 勉強期間は4ヶ月。
3級・準2級と続けてきた「1ヶ月勉強法」は、2級にも通用するのか。
部活週6・塾なしでも、高校卒業レベルの漢検2級まで到達できるのか。
実際にやってみた結果と、準2級との決定的な違い、そして2級で初めて必要になった別対策についてまとめます。
中1で漢検2級を受けた理由
わが家では高校受験の加点目的で検定を受けています。
もし加点対象外の高校だったとしても、内申に書く一項目にはなるだろうし、学力にもつながるでしょう。
漢検勉強は間があくと前の級の内容を忘れてしまうため、3級・準2級と連続で受けています。
(▶準2級の記事はこちら)
また、塾を検討していて時間の余裕が無くなるかもしれないため、勢いで漢検は受けきることにしました。
志望校の加点は各検定2級が最高点のため、2級でラストです。
漢検2級の結果は170点で合格
漢検2級の結果はこんな感じでした。

200点満点のうち170点(8.5割)でした。
目標にしていた170点ぴったりの、安定した合格です。
準2級との決定的な違い
漢検は準2級と2級の合格点の間に、決定的な違いがあります。
| 級 | 合格点 | 割合 | 勉強期間 | 点数 |
| 準2級 | 140点 | 7割 | 1ヶ月 | 153点 |
| 2級 | 160点 | 8割 | 4ヶ月 | 170点 |
140点で合格だったのが、160点必要になるのです。
そのため、勉強期間は準2級の4倍の4ヶ月に増えました。
今回は160点ではなく155点で合格でした。難しかったのでしょうか。
効率を重視した準2級についても詳しく書いています。
1ヶ月勉強法は通用したのか
結論から言うと、1ヶ月勉強法は漢検2級にも通用しました。
ただし、2級では完成度を一段引き上げる必要がありました。
準2級までは「出る度A重視」で突破できましたが、2級ではB・Cまで仕上げないと170点には届きません。
さらに、「対義語・類義語」は別対策が必須でした。
使用したのは出る度重視のこのテキスト1冊だけです。
息子は試験後にこんなことも言っていました。

分からなかった問題は1問だった。
対義語・類義語の別対策
先ほども書いた通り、1ヶ月勉強法は漢検2級にも通用しましたが、学んでいく中で変更した点もあります。
漢検3級・準2級は時間がすごくかかる「対義語・類義語」をほぼ捨てていました。
でも、漢検2級で8割とるには「対義語・類義語」も捨てることはできなかったからです。
- 問題の熟語が読めない
- 問題の意味が分からない
- 答えが見つけられない
- 答えの漢字が書けない
普通に解いていくと、この4つがネックとなって進みません。
なので、答えの漢字を覚えつつ、問題の熟語も読めるように、Wordで問題と答えをセットにして全てひらがなのプリントを作りました。
問題が「冗漫」答えが「完結」なら、 じょうまん かんけつ みたいに。

問題を漢字で連続2回書けたら、次のプリントから問題は漢字に変換。
問題も答えも書けるようになったら、書けなかったもののみ残してプリント印刷。
何回も間違えたり、意味が分かっていなそうな漢字は、私が赤で意味も添えました。
対義語・類義語はパターンが少ないため、手間と時間をかけた分がテストに反映され、全問正解の得点源となりました。
出る度ごとの完成度分析
これまでの漢検での、出る度ごとの完成度と点数はこんな感じでした。
| 級 | 出る度A | 出る度B | 出る度C | 点数 |
| 3級 | 10割 | 9割 | 5割 | 178 |
| 準2級 | 9割 | 8割 | 7割 | 153 |
| 2級 | 10割 | 9割 | 8割 | 170 |
※完成度は息子本人がどのくらい覚えているか、自信があるかの体感です。
漢検2級は170点を目標にしたため、出る度Aはもちろん、BとCも今まで以上にやりこみました。
3級・準2級のときは、正直に言うとB・Cは仕上げきっていない状態でした。
しかし今回は、
- 出る度Aは10割
- 出る度Bもほぼ落とさない状態
- 出る度Cも見れば答えられるレベル
まで持っていきました。
完成度だけ見れば、2級が一番高いはずですが、3級の178点には及びませんでした。
それは2級が「基礎が固まっている前提」で出題される難易度であり、やり込み量ではなく級そのものの難度差が点数に反映されたのでしょう。
出る度Aを10割にすることは合格の条件で、高得点を狙うならB・Cをどこまで仕上げられるかが鍵だったと思います。
過去問を利用しない理由
検定試験の対策として、過去問を解くのはオーソドックスな方法です。
でも、わが家では過去問は購入しませんでした。
理由はシンプルで、「合格に必要な範囲を、最短で固める」ことを優先したからです。
過去問を解くと、
- すでに分かっている問題も書く
- 出題頻度の低い漢字にも時間を使う
- 間違えた問題をもう一度探して復習する
という流れになります。
これは王道ですが、部活で時間が限られている中では、広く浅く触れる時間がもったいないと感じました。
とはいえ、まったく解かなかったわけではありません。
公式サイトに掲載されている1回分だけは、「申し込むかどうか」の判断材料として使いました。
- 3級 → 1回目で合格点クリア
- 準2級 → 1回目で合格点クリア
- 2級 → 154点(目標170点には届かず)
2級だけは、明らかに仕上がり不足でした。
2級で154点だったとき、正直、過去問を買うべきか迷いましたが

テキストの後ろに模擬問題があるから、これで判断できるでしょ
と言われ、確かにその通りだと思ったため、購入は見送り。
テキストを更にやり込んだあと、
公式過去問で154点だったのがテキスト模擬問題は165点まで伸び、合格圏内と判断して申し込みました。
週6で部活があり時間が限られている我が家にとっては、「教材を増やさないこと」が最大の効率化でした。
まとめ
中1で漢検2級の合格を目指した理由は、高校受験の加点対策でした。
結果は170点。
目標ぴったりの、安定した合格です。
漢検3級・準2級で完成した「1冊集中・頻出優先」の1ヶ月勉強法は、漢検2級にも通用しました。
ただ、この3点が大きな違いであり
- 合格点の上昇(約7割→約8割)
- 難度の上昇
- 対義語・類義語の重要度アップ
漢検2級では出る度Aだけでは足りず、B・Cまで仕上げる必要がありました。
そして時間が限られている中での最大の戦略は、「教材を増やさないこと」でした。
漢検は2級で一区切り。
ここからは英検と数検を視野に入れつつ、定期テストと高校受験に集中します。
塾なしの週6部活中学生でも、やり切ればここまでは届きました。


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