「塾って、本当に必要?」
「中1から塾って早くない?」
「レベルが高い早稲アカで心が折れない?」
迷いつつも、息子が早稲アカ(早稲田アカデミー)の体験授業に行ってきました。
我が家は中学受験なしの「高校受験組」。
ここまでずっと塾なしで家庭学習を続けてきたこともあり
- 夜9時半までの授業に耐えられるのか
- 初めての夜の一人外出は大丈夫か
- レベルの高い子ばかりの塾で浮かないか
- テストでクラス分けされる環境で傷つかないか
そんなことばかり心配していました。
結果から言うと、体験後の息子の第一声は。

面白かった!ノート5ページもとっちゃった!
学校では1時間で数行しかノートを書かず、テスト前に「ノート埋まらない!」と慌てるタイプなのに。
2時間で5ページもノートを書いて帰ってきたのです。
今回は、そんな早稲アカ体験授業3日間のリアルな記録をまとめます。
「学校の授業だけでは物足りない」
「でも中1から通塾は早すぎる気もする」
そんなご家庭ほど、塾選びは迷うと思います。
同じように中受や塾なしで中学生になったけれど、そろそろ本格的な対策が必要かな?と感じているご家庭の参考になれば嬉しいです。
初めての塾体験|親の心配は授業内容以前にあり
初日の教科は英語。
時間は夜7時半〜9時半の2時間です。
今までの息子は、その時間には普通に布団に入っていました。
以前、
▶ 【塾なし中1】朝1時間の勉強で「学年3位(上位1%)」!19時半就寝の超効率ルーティン
でも書いたのですが、わが家は早寝早起きスタイル。
19時半に寝て、朝勉する生活が普通だったので、21時半まで授業を受ける生活は未知の世界です。
だから私は、
「眠くならないかな」
「ちゃんと帰ってこれるかな」
と、授業内容以前のところでずっとソワソワ。
体も私より大きい男子中学生ですが、やっぱり初めての夜の一人外出って親としては気になります。
そろそろ終わったかな?と思っていた頃。
息子から「今から帰る」のLINE。
その瞬間、かなりホッとしました。
早稲アカの授業ってどんな感じ?|私語ゼロに息子が衝撃
帰宅した息子は、ニコニコしながら開口一番。
「面白かった!ノート5ページもとっちゃった!」
しかも翌朝までテンションが高い。

最高!2時間の間、1回も私語がなかったんだよ!
と言って、いい笑顔でサムズアップしていました。
え、そこ?私語がないって当たり前じゃない?と思ったのですが。
よく考えたら、息子は中学校に入ってから、授業中の私語の多さにかなりストレスを感じていたのです。
小学校は学区を選んだこともあり比較的落ち着いていましたが、中学校では授業中のおしゃべりに驚いていました。
だから息子にとっては、「中学生がみんな授業をちゃんと受けている」という環境そのものが衝撃だったみたいです。
席は一番後ろ。
眼鏡だから前にするか聞かれたそうですが、前すぎると逆に黒板が見にくそうと断ったらしい。
そして後ろから見たクラス全体の姿勢の良さにびっくりしたそうです。
「皆をまねて姿勢正したから体の筋肉があぁぁ」と叫んでいました。
息子は腹筋のシックスパックをよく自慢していますが、正しい姿勢に必要なのは腹横筋や脊柱起立筋、腸腰筋などで使う筋肉が違うものね。早く必要な筋肉も育つといいね。
早稲アカのレベルは高い?|実際の雰囲気
実は、体験前に少し心配していたことがあります。
それは、成績によってクラス分けのある集団塾に特有のピリピリ感。
新入りだし敵視されないか気になっていたのですが、実際は逆でした。
特訓クラス選抜試験の時から、周りの子たちにこんな感じで話しかけられていたらしいです。
「頭いいってホント?」
「何が得意なの?」
そこで息子が、
「英検・数検・漢検、全部準2級持ってる」
と答えると。
「えー!」「すげー!」「頭いいじゃん!」
という反応だったそう。
三検を受検していて良かった。
塾なしで英検・数検・漢検をどう進めてきたかは、こちらにまとめています。
▶ 三検の塾なし受験計画と結果まとめ
どうやら親友くんが、事前に「頭いいやつ来るよ」と根回ししてくれていたみたいです。
だから息子も、初めての塾なのにそこまで緊張せずに行けたのでしょう。
ちなみに息子曰く、早稲アカには電車通塾の子も多く、各中学の上位層が集まっている雰囲気だったそうです。
息子自身は、学校順位は最高3位。
1位も2位も取ったことはありません。
だからか、「(早稲アカの)皆はすげーんだよ!」と、なぜか早稲アカの子たちを自慢していました。
早稲アカの理科は面白い?|理科嫌いが変わった話
2回目の体験授業は、国語と理科でした。
特に理科が楽しかったそう。
地震の単元で、P波や初期微動継続時間の計算などをやったらしく、帰宅後にかなり楽しそうに説明してくれました。
実は息子、少し前まで理科嫌いになりかけていました。
一番大きなきっかけは、この出来事でした。
▶ 【中学理科】CDは非金属?電気を通すか実験してみた
実際には電気を通すのに、テストでは「通さない」が正解になることに、かなり納得いかなかったみたいです。
だから久しぶりに、

やっぱり、理科って面白い!
と言う姿を見られて、ホッとしました。
塾って、成績を上げる場所でもあるけれど。
「好きだった教科を、もう一度好きにしてくれる場所」でもあるんだな、と感じた瞬間でした。
早稲アカの国語についていける?|説明できず少し不安
一方で、国語は少し反応が薄め。
「何やったの?」と聞いても、説明が3秒で終了。
え、大丈夫?
ついていけてる?
と少し不安になりました。
ただ、「先生の言ってることは分かった」とのこと。
息子は昔から、内容を言語化して説明するのがあまり得意ではありません。
だから、理解できてないというより、うまく説明できないって可能性も高そう。

国語?やるに決まってるじゃん!
と言っていたので、本人の中では普通に受講するつもりだったようです。
早稲アカの社会は“雑談が面白い”|記憶に残る授業
体験3回目は、数学と社会。
そして、ここで予想外の展開が起きます。
息子が5教科の中で一番楽しかったのは、なんと社会だそうです。
私は社会の授業を面白いと思った経験がほぼないので、かなり意外でした。
「雑談が面白かった!」
とのことなので、その雑談の内容を聞いてみると。
「元寇って大陸で負けた朝鮮の人が徴兵されてて、やる気なくて『む、向かい風ですすめませぇん』とかってボイコットしたから、相手が弱かったから楽に勝てたんだって!」
え、それ本当?
と思って調べたら、実際に元と高麗の連合軍で、士気の問題もあったらしい。内容を疑ってすみませんでした。
息子よ。
それは雑談じゃなくて、ちゃんと社会の授業だ。
でも確かに、こういうエピソードとして記憶に残る話をしてくれる先生って強いですよね。
暗記教科ではなく、「知識が面白い」に変えてくれる感じ。
理科と社会は先生による差が大きい教科かもしれません。
だからこそ、無料体験は本当に大事だと思いました。
学校の定期テスト100点の息子が、早稲アカ「15点」
私が一番楽しみにしていたのは、息子が得意な数学です。
中学でも定期テスト100点だし、塾の数学も楽しくなると思っていたのですが。
「数学はね…問題は面白かったよ…」
後日詳しく聞くと、授業冒頭で図形の復習ミニテストがあったらしく。
なんと、15点をたたき出してしまったらしいです。
100点がいるテストで15点。
しかも、点数をみんなの前で言うシステムだったそうで、赤っ恥。
冷静に考えれば、周りの子たちは授業と演習を積んでいるのに、息子はまだ図形を習っていない状態で、条件はかなり違います。
でも、私は白々しく励ますより、流すことを選びました。
「今の実力はまだ足りない」と本人が感じるのも必要だと思ったからです。
上には上がいる。
その現実は、息子にかなり刺さったみたい。
学校では味わえなかった「本当にできる子たちの中に入る経験」が早く出来て良かったです。
当日は悔しがっていましたし、落ち込んでもいました。
でも、ちゃんと授業を受ければ次回からは100点取れると切り替え、授業内容への期待も高まったみたいです。
通塾開始まで1ヶ月あったので、早めに教材を購入し、塾の進度まで新中問やシリウス(塾教材)を進めました。
早稲アカは5教科必要?|英数国と本気で迷った話
ここまで体験授業が良くても、実は私はかなり迷っていました。
というのも、最初は5教科ではなくて3教科受講でいいと思っていたからです。
むしろ最初は、「英数だけで様子を見たら?」くらいの気持ちでした。
理由はこんな感じに不安が山ほどあったから。
- 睡眠時間は大丈夫?
- 部活と両立できる?
- 通塾で疲弊しない?
- 理社まで本当に必要?
- 塾漬けになりすぎない?
特に我が家は、ここまで塾なしでやってきたから、急に生活を変える怖さもありました。
でも、体験を終えた息子はこんな感じでかなり前向き。

理科もやりたい!
社会も楽しい!
国語もやる!
全部受けたい!!
しかも印象的だったのは、勉強が嫌そうじゃないことでした。
やらされている感じではなく、「面白い」「もっと出来るようになりたい」で動いている。
それなら、このタイミングで挑戦してみてもいいのかもしれない。
そう思うようになりました。
【まとめ】塾なし息子が、早稲アカ体験後に5教科受講を決めた理由
今回、3日間の体験を通して感じたのは。
塾って、単純に「有名だから良い」わけではないんだな、ということでした。
- 授業スピード
- 教室の空気
- 生徒同士の雰囲気
- 先生の雑談
- 競争環境
- 夜の生活リズム
全部含めて、“その子に合うかどうか”がある。
そして息子の場合は、かなり合っていたようです。
最終的に、英語・国語・数学・理科・社会の5教科受講を決定しました。
正直、体験前はここまでやる気満々になるとは思っていませんでした。
今回の体験で感じたのは、早稲アカは単純に「成績を上げる塾」というより、「勉強を面白いと思える環境にする塾」に近いのかもしれない、ということでした。
【早稲アカ検討シリーズ】
こちらの記事もよく読まれています

コメント