早稲田アカデミーで毎月発行される成績優秀者の一覧PDFの塾内報WIN(通称:月報win)。
ずらーっと並んだデータを見てると…
「早稲アカはどの校舎が強いのかな?」
「うちの校舎は何番目くらいに載ってる人数多いんだろう?」
「もしかして、隣の校舎の方が優秀な先生多かったりする?」
とか、気になりませんか?
私は気になったので、月報winをExcelで全校舎集計してみました。
選んだデータは以下の理由で、中学1年の2月に実施された「学力診断テスト」です。
- 中1の総まとめで本当の実力が出て
- 新中2からの必勝(日曜特訓)のための勝負テストであり
- クラスごとに必修テストが別れる直前で掲載人数=データが多い
校舎ごとの特徴がかなり見えて面白かったため、公開します。
※この記事は2026年2月実施の中1学力診断テスト(月報win掲載者)をExcelで独自集計したものです。
校舎の優劣を断定するものではなく、掲載人数から見えた傾向をまとめています。
【3教科】早稲アカ「学力診断テスト(月報win)」校舎ランキング
早速、早稲アカの月報winの学力診断テストから分かった、校舎別ランクイン人数ランキングの一覧を貼ります。
見やすいように2文字の校舎は間に半角スペースを入れています。
検索する際は、例えば新宿なら「新 半角スペース 宿」と入れてくださいね。
月報win掲載人数のランキング
- 新 宿 :14人
- 国 立 :9人
妙 典 :9人 - 御茶ノ水 :8人
千 葉 :8人
武蔵小金井 :8人 - 渋 谷 :7人
朝 霞 :7人
府 中 :7人 - たまプラーザ :6人
横 浜 :6人
月 島 :6人
国分寺 :6
志 木 :6人
上福岡 :6人
新浦安 :6人
川 越 :6人
武蔵浦和 :6人
豊 洲 :6人
立 川 :6人 - シンガポール :5人
海浜幕張 :5人
葛 西 :5人
吉祥寺 :5人
熊 谷 :5人
新百合ヶ丘 :5人
西日暮里 :5人
石神井公園 :5人
大 宮 :5人
中野富士見町 :5人
南浦和 :5人
柏 :5人
北浦和 :5人 - つくば :4人
ニューヨーク :4人
成城学園前 :4人
西新井 :4人
千歳船橋 :4人
川 口 :4人
早稲田 :4人
大 森 :4人
池 袋 :4人
南大沢 :4人
武蔵境 :4人
平和台 :4人 - せんげん台 :3人
綾 瀬 :3人
王 子 :3人
久我山 :3人
桜新町 :3人
小手指 :3人
上 尾 :3人
上大岡 :3人
上野毛 :3人
赤 羽 :3人
調 布 :3人
津田沼 :3人
東戸塚 :3人
日 吉 :3人
木 場 :3人
流山おおたかの森 :3人
練 馬 :3人
茗荷谷 :3人 - 羽 村 :2人
荻 窪 :2人
下高井戸 :2人
菊 名 :2人
戸越公園 :2人
江古田 :2人
溝の口 :2人
高円寺 :2人
高輪台 :2人
三軒茶屋 :2人
若葉台 :2人
春日部 :2人
所 沢 :2人
成 増 :2人
聖蹟桜ヶ丘 :2人
雪が谷大塚 :2人
池 上 :2人
田 無 :2人
登 戸 :2人
都立大学 :2人
東川口 :2人
東村山 :2人
東伏見 :2人
武蔵小杉 :2人 - センター北 :1人
ときわ台 :1人
ホーチミン :1人
蒲 田 :1人
宮崎台 :1人
錦糸町 :1人
高島平 :1人
市 川 :1人
勝田台 :1
松 戸 :1人
新越谷 :1人
瑞 江 :1人
青 砥 :1人
青葉台 :1人
千歳烏山 :1人
川 崎 :1人
船 橋 :1人
田 町 :1人
東大和市 :1人
八王子 :1人
八千代緑が丘 :1人
個別指導などを含む早稲アカ全体の高校受験部は200校以上あります。
でも、高校受験用の集団指導の校舎は、1都3県を中心に全国で約160校舎。
上記一覧に載っているのは、その中でも精鋭の校舎108校です。
新宿校が14人の単独トップ
14人も月報winに載っている新宿校は「ExiV(エクシブ)校」と呼ばれる最上位層向け大型校舎です。
たまにお子さんが「ExiVオリジナル教材」とか書いた冊子を貰ってきませんか?
あれの発行元というか、あれを常時使ってるのがExiV校なのでしょう。
ExiV新宿校はあちこちからトップ層が電車に乗って集まってくると言われるだけありますね。
クラス数も普通の校舎より断然多いらしいですし、流石はExiV新宿校って感じです。
ただ、ExiV校舎は5校あるのですが、全てがトップに揃い踏みというわけでもなさそうです。
国立校と妙典校が同数2位
9人がランクインして2位に大健闘したのが国立校と妙典校。
どちらも、普通の校舎です。
国立といえば都内屈指の文教地区ですし、妙典も文教都市のようです。
ExiVに通うには少し遠いエリアのトップ層が集まりやすい校舎なのかも。
東西の通常校舎のツートップは、どちらもハイレベルな文教区でありベッドタウンな点が共通していました。
御茶ノ水・千葉・武蔵小金井が3位
8人がランクインして4位になったのが御茶ノ水校・千葉校・武蔵小金井。
ExiV校舎の御茶ノ水校は、新宿校ほどのマンモス校ではないけれど、周辺からトップ層が集まってくる校舎のようです。
武蔵小金井校は、大学進学率が全国の市町村でもトップクラスに高いことで知られていますよね。
千葉県の中心にある千葉校舎も、ExiV校ではないけれど、ターミナル駅なこともあって近くからハイレベルな層が集まってくる校舎です。
交通の便が良かったり、文教地区や文教都市にあったりする校舎が上位を占めているといえそうです。
都道府県別に多いのは?
ランキングは東京が51校舎で全体の半分以上を占めています。
そして、千葉が11校舎、埼玉の11校舎で同数2位。
神奈川が9校舎、海外の3校舎、茨城の1校舎と続きます。
海外が健闘しているのは、駐在ファミリーの教育熱の凄さでしょうか。
ちょっと面白いのが、千葉県に早稲アカは14校舎しかないという点です。(埼玉30校、神奈川21校)
つまり、千葉県は14校中11校がランクインしている=79%が載っているのです。
| 都道府県 | 集団校舎の総数 | 今回のランクイン校舎数 | ランクインの割合(打率) |
| 千 葉 | 14校舎 | 11校舎 | 約78.5% |
| 東 京 | 98校舎 | 51校舎 | 約52.0% |
| 神 奈 川 | 21校舎 | 9校舎 | 約42.8% |
| 埼 玉 | 26校舎 | 11校舎 | 約42.3% |
※都道府県別の校舎数はAIにカウントしてもらっています。
打率が8割もある千葉県の早稲アカは「どこに通ってもハズレにくい」といえそうですね。
教科別ランキングで分かった「強い校舎」
3教科で見ると『文教エリアの通常校』と『千葉県の打率の高さ』が目立つ結果でしたが、教科別にバラすとまた違ったりします。
お子さんの得意・不得意に合わせて、「どの校舎が我が子に合いそうか」のヒントとしても、ぜひチェックしてみてくださいね。
英語が強いランキング|通常校舎が大逆襲!
英語単体のデータでは、意外なことに通常校舎が上位を占めていました。
まずは、Win掲載人数が5人以上だったトップ集団の校舎一覧から見ていきましょう。
- 10人:大森
- 9人:新浦安
- 8人:国立
- 7人:月島、新百合ヶ丘、北浦和
- 6人:国分寺、上福岡、西日暮里、石神井公園、府中、妙典
- 5人:たまプラーザ、荻窪、桜新町、西新井、千歳船橋、川口、朝霞、調布、南浦和
3科トップの絶対王者のExiV新宿校は、↑に入っていません。英語で掲載されているのがまさかの3人!!
英語の校舎ランキングではExiV新宿校は37位です。
Excelの集計をミスしたかと思い、手元の月報winでファインドかけて確認し直したので、間違ってませんよ!
一方、通常校舎ながら10人も英語でランクインしている大森校。
大森といえば都内屈指の高級住宅街「山王」を擁するエリアですし、幼い頃からの英語教育のたまものでしょうか。
中1の英語は基礎的な文法や単語が中心ですし、通常校舎とはいえ、ポテンシャルの高さが際立つ結果となったのでしょう。
海外勢はニューヨークが3人、シンガポールが4人と、さすがの英語力で存在感を放っていました。
数学が強いランキング|100点が181人のミスできない教科
英語では通常校舎の逆襲が見られましたが、数学はExiV校が存在感を放っています。
Win掲載人数が9人以上だった数学のトップ集団の校舎一覧から見ていきましょう。
- 18人:渋谷
- 14人:国立
- 13人:志木
- 12人:新宿、豊洲
- 11人:御茶ノ水
- 10人:国分寺、新浦安、新百合ヶ丘
- 9人:朝霞、北浦和、妙典
月報winに載ってるのは100点と96点の子だけ、なのに521人も載っている凄さ。
数学は100点が181人、1問間違いの96点が340人もいる接戦でした。
中1の必修テストである学力診断テストは、誰も解けないような難問というよりもケアレスミスがものを言いそうです。
そして、数学ではExiV渋谷校が18人という異次元の数字を叩き出して単独トップに君臨しています。
3科トップのExiV新宿も12人、ExiV御茶ノ水も11人と、ExiV勢が上位6校のうち半分を占めていますね。
国語が強いランキング|難戦で実力が光るExiV校と埼玉校
1問ミスで180人以上に抜かれる数学とは異なり、国語は100点がわずか3人。
月報winに載ってる点数の幅が広い教科です。
つまり、国語は「ミスをしない戦い」ではなく、「記述や読解で1点でも多く取った子が上にいく実力勝負の戦い」だったのでしょう。
そんな難戦を制した、トップ集団(8人以上)の校舎一覧はこちら。
- 16人: 渋谷
- 13人: 新宿
- 9人: 吉祥寺、千葉
- 8人: 志木、川口、南浦和、豊洲
国語のツートップはExiV校の渋谷校と新宿校。
ExiVオリジナル教材の国語はすごい難しいですし、日頃から論理的思考を叩き込まれているのかもしれません。
志木・川口・南浦和の埼玉勢も国語の上位に来ています。
埼玉は県立トップ高(浦和・大宮など)の入試で国語の記述量が非常に多いことで知られていますし、通常校舎でも早い段階から国語をしっかり鍛え上げているのでしょうか。
だいぶん熱く語ってきましたが、早稲アカは理社もあります。
早稲アカの理社はセット受講となっていますし、国立・都県立トップ校は5教科必要になるため、最後は5教科総合をみていきましょう。
早稲アカ「5教科」ランキング!国立・開成を目指すなら?
早稲アカといえば「早慶附属などの3科受験に強い」というイメージが強いですよね。
でも、最難関の国立附属(筑駒・学芸大・お茶の水)や開成・学芸などの5科受験でも成果を出しています。
トップ層が潜んでいる「真の総力戦」を制した、上位校舎の一覧がこちらです!
- 10人: 新宿
- 9人: 渋谷
- 6人: 横浜、新浦安、中野富士見町、流山おおたかの森
- 5人: 西日暮里、千葉、豊洲、北浦和、立川
- 4人: 海浜幕張、千歳船橋、武蔵小金井、妙典
5教科も国語と同じくExiV校の新宿&渋谷がワンツーを飾っています。
早稲アカといえば英語のイメージでしたが…
実際は国語、そして理社を合わせた総合力がExiV校の持ち味といえそうです。
つくばエクスプレス沿線の人気エリア、流山おおたかの森校が3位に食い込んでいるのも目を引きますね。理社を仕上げる国公立狙いの校舎なのかもしれません。
ちなみに、3科合計で9人(2位)、数学で14人(2位)の国立校が、5教科総合ではなんと「1人」に激減しています。
国立校のトップ層は早慶附属などの「3科受験」に完全に特化して突き抜けている子が多く、理社を受けていないと予想されます。
月報winからは、校舎ごとのカラーがハッキリ出て非常に面白いですね。
【目的別】データから見る!早稲アカのおすすめ校舎
実はこの記事を書き始めたのは、「どの校舎がいいの?」と聞かれたこともあります。
教科別のリアルな数字から、おすすめの校舎をピックアップしてみますね。
英語を武器にしたいなら、切磋琢磨しやすい以下の校舎がおすすめです。
- 城南エリア:大森校
- 多摩エリア:国立
- 千葉エリア:新浦安校
- 埼玉エリア:北浦和校
英語のランキング上位はExiVではなく「地域の文教ベッドタウン」にある通常校舎でした。
ただ、英語が苦手だからトップ校舎に、というのはやめた方がよいと思います。
あくまで英語の先取り貯金があって、トップ校でもやっていけそうな子向けの校舎です。
続いて、数学が得意で最難関の男子校・早慶を狙うなら以下の校舎でしょう。
- 湾岸・城東エリア:豊洲校
- 多摩エリア:国立校
- 埼玉エリア:志木校
- 千葉エリア:新浦安校
ただ、これらの数学に強い上位校には、国立校以外、中2~始まる必勝コースの拠点ではありません。
中2からは選抜されたトップ層だけが集まる日曜特訓が始まるのです。
中2は必勝ジュニア、中3は必勝志望校別コースで通称必勝コースと呼ばれます。
豊洲校はExiV西日暮里へ、志木校は北浦和校へ、新浦安校は船橋校へ通うことになります。
普段はアットホームな地元校舎で、中3の日曜日は大きな拠点校でライバルと競い合という選び方も、必勝コースを見越して、必勝コースの拠点を選ぶのもアリだと思います。
あとは国語や5教科を狙っていくならExiV校の
- ExiV新宿校
- ExiV渋谷校
という選択肢もありますね。
月報winに載る基準
月報winには成績上位者になり、名前掲載OKの書類を出していれば、誰でも掲載されます。
その回の難易度によりますが…
- 偏差値60以上、点数だと95点以上
- 3教科だと偏差値60以上、点数だと270点以上
- 5教科だと偏差値61以上、点数だと420点以上
あたりが載りやすいといえるでしょう。
ただ、偏差値66でも載らない回もあるので、あくまで参考にしてくださいね。
まとめ|月報winを分析して分かった「校舎選び」のポイント
今回、中1・2月の学力診断テスト(月報win)をExcelで集計した結果、以下の特徴が分かりました。
- 総合力ではExiV新宿・ExiV渋谷が圧倒的
- 英語は通常校舎も非常に強い
- 数学はExiV校が存在感を発揮
- 国語・5教科はExiV校と文教エリアの校舎が上位
- 千葉県は掲載校舎率が高く、どの校舎も安定
今回のランキングは「中1・2月の学力診断テスト(月報WIN)」をもとに集計した一例です。
校舎の良し悪しはその年の先生や在籍している生徒、学年によって変わるでしょう。
それでも、「どんな校舎に優秀な生徒が集まりやすいのか」
という傾向を見るには、とても興味深いデータでした。
ただ、今回は「掲載人数」で比較しているため、校舎規模やクラス数が多い校舎ほど有利です。
それに掲載人数が少ない校舎でも、トップレベルの生徒が在籍しているケースは十分あります。
そのため、「ランキングが高い=一番良い校舎」という意味ではありません。
あと、今回は中1学力診断テストを集計しているため、小学生も同じとは限りません。
ランキングはあくまで一つの参考データとしてご覧くださいね。

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